2008.02.02
岸本 俊夫

Cygwin 版 Ruby で WIN32OLE を使用する

 Windows のアプリケーション Microsoft Excel や Word は、COM という仕組みで アプリケーション内部の機能を外部から利用できるようになっています。

 助田雅紀さんが開発した WIN32OLE というクラスを使用すると、Ruby から簡単に COM を制御できます。

 ここでは WIN32OLE を Cygwin 環境にインストールする手順を説明します。

1.WIN32OLE の入手

 助田雅紀さんのホームページから WIN32OLE をダウンロードします。

WIN32OLE
<URL:http://homepage1.nifty.com/markey/ruby/win32ole/index.html>

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2.Cygwin の開発環境

 Cygwin の環境に Devel と Libs のパッケージが導入されていないときは これらを導入します。

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3.WIN32OLE のコンパイル

 Cygwin の shell で次のように実行します。

  1. WIN32OLE(2002.09.23 現在では win32ole-0.5.1.zip が最新)を展開した ディレクトリに移動します。
  2. 次のように入力します。

    $ ruby extconf.rb
    $ make
    $ make install

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0.12002.09.23TKOriginal
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